毎年夏休みシーズンになると放送されるのが、24時間テレビですね。いろいろな企画が用意されていますが、なぜやめないの?という声があるのも事実です。
特に2023年11月に日本テレビ系列の元幹部が、チャリティの寄付金を着服していた事件が発覚したあとは、24時間テレビはなぜやめないの?という声が多くなりました。さらに、10年に1度の酷暑になるだろうといわれている2024年の夏、マラソンを続ける理由は何?と思う人も増えるでしょう。
24時間テレビは1978年から続く、日本テレビ系列の伝統的な番組です。色々な意見があるなか、今年は8月31日から9月1日にかけて放送されます。
24時間テレビはなぜやめないのか、マラソンを続ける理由は何なのか、調査してみました。ご紹介します。
24時間テレビはなぜやめないの?
24時間テレビがなぜやめないのかという理由は、大きく分けて二つあります。一つは、大企業が提供についていて、日本テレビ側の収入も大きく、その大きな収入を見込んで1年間の番組作りをしているためやめるにやめられない状況だからです。(24時間テレビ以外の番組を含む)もう一つは、チャリティで集まった寄付金を、本当に必要としている方々がいるということです。
24時間テレビ📺️の協賛スポンサーさまのイオングループは募金箱の設置とチャリTシャツ👚の販売を昨日から開始。日本海テレビで去年発覚した募金の着服行為を受けて、24時間テレビチャリティー委員会が定めたルールに則った形に。チャリTシャツは好きな青色🔵がないから買わへんわ😂 pic.twitter.com/yoELCinmjx
— おぐちゃん (@masaogu1215) July 5, 2024
24時間テレビの提供には、日産自動車、住友生命や日本生命、イオンやSoftbank、アサヒビールやキリンビール、東洋水産など、大手の企業がついています。ものすごく大きな額のお金が、コマーシャルを放送することで発生するのはすぐわかりますね。もしも中止となると、返金しなければなりません。
今年はパリ五輪、パラリンピックの年でもあります。毎年、難病やハンディキャップを持つ方々に対しての企画がある番組でもあるので、放送する機会としては逃せません。パラリンピックに出場する選手へのインタビューなども行っているかもしれないので、24時間テレビをやめましたとなるとギャラも支払えなくなってしまいます。
【悲報】日本テレビ元幹部、24時間テレビ寄付金横領で逮捕WVWV https://t.co/BoNR1ePB6a
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) July 22, 2024
体にハンディキャップを持つ方、難病に苦しむ方、児童養護施設にいる子供たちなど、24時間テレビで集まった寄付金を本当に必要としている方々がいます。行政や国は現在、コロナ対策にたくさんお金を使ったせいで、本当に必要としているところまでお金がいかなくなっています。24時間テレビにあつまる寄付金を毎年心待ちにしている人達、本当に困っている方々がいることが、24時間テレビをやめられない理由の一つですね。
「実は社会貢献度が高く、福祉業界からは『放送を絶対に止めないで』といった声が出ています。医療や介護の援助はもちろんのこと、盲導犬、災害復興、難病への補助など、幅広い分野への尽力が評価されています。第1回放送から福祉車両の寄付は1万2000台を超えた。年1回しか放送されない番組がもたらす奉仕量としては巨大。国や市町村、行政分野からも感謝されている番組ですよ」
出典:Asagei+plus:https://www.asagei.com/excerpt/282428
正直昔から24時間テレビが苦手です。
— ウッディ@人工呼吸器系男子 (@meriodasu_3618) July 22, 2024
達成する本人にメリットがあるならそれはいいと思うけど
本人じゃない人が作る感動ありきはあまり好きじゃない。
障害があっても頑張る事は素晴らしい事だけど障害者だからって絶対頑張らないとダメなわけじゃない。
頑張りを強要されてるみたいで嫌だ
ただし、番組の内容ややり方については、疑問を持つ人が多いことも事実です。出演している芸能人の膨大なギャラや、一般の障害者に対して無理をさせた企画や、支払いがない問題などです。また、普通の会社だったら収支報告は普通のことですが、寄付金やチャイティグッズの純利益が発表されないなど、不透明さを感じますね。
24時間テレビのマラソンを続ける理由は何?
24時間テレビのマラソンを続ける理由は、低予算で簡単に感動的シーンを作れるからです。
今年は10年に1度の酷暑になると言われています。ランナーには相当な負担がかかることは簡単に想像できますが、どうもテレビ番組を作っている人達と、テレビを見ている人との間に、少し感覚のズレがあるように感じます。
24時間テレビのマラソンいる?
— ぴろん🇯🇵 (@pirooooon3) July 20, 2024
勇気も貰えたことない。
暑いなか走ってるの見て
『熱中症にならない?』って心配になる。
タレントさんは、結構な額のギャラなんでしょ?
#日テレ pic.twitter.com/Tm5NcYGgug
24時間テレビのマラソンは、番組が始まってすぐにスタートしてファイナルごろにゴールとなり、番組の背骨のような働きをします。企画が滞ったときに走っている人を映せば時間が稼げますし、頑張っている姿を見ている人に届けることもでき一石二鳥です。
24時間テレビスタッフには以前からマラソンの中継を担当していて、ノウハウを知っているスタッフがいるので、企画は通りやすいです。さらに、整備体制の整え方も簡単で、道路使用許可もとるのに苦労はしません。お手軽に感動的シーンを作ることができます。
【芸能】『24時間テレビ』“10年に1度の酷暑”でもチャリティーマラソン決行に批判噴出 「人が犠牲にならないと改めないの?」 https://t.co/6vf0rPcmrq
— News Everyday (@24newseveryday) July 17, 2024
今年の24時間テレビのマラソンランナーは、人気のある女ピン芸人のやす子さんです。元自衛官であるということは、芸風からも分かりますし本人もお話されていますが、実は高校生時代に、児童養護施設で過ごした期間があったそうです。
施設に入っても、少額のお小遣いの中でやり繰りするため、流行のシャーペンが買えず、スポーツ用具もボロボロだったというが、匿名でランドセルや鉛筆などが贈られることがあったといい、「それがすっごくうれしかったんです。誰かが自分たちのことを気にかけてくれるんだなということが、すごくうれしいんですよ。
出典:マイナビニュース:https://news.mynavi.jp/article/20240717-2987010/
「自分が少しでも長く走ることで、長くQRコードがテレビに映るので、少しでも多くの人に発信できたらいいなと思います」というやす子。自身も募金するといい、「好きなだけ偽善って言ってもらって大丈夫ですね。むしろ批判されることも注目されることなので、そこすらも活用させていただいて、自分の思いと養護施設のことをしっかり伝えていきたいと思っています」と決意を語った。
出典:マイナビニュース:https://news.mynavi.jp/article/20240717-2987010/
やす子さんが走っている間QRコードが映るそうで、そこから募金ができます。
まとめ
24時間テレビはなぜやめないのかというと二つ理由がありました。一つは大企業が提供についていて、日本テレビ側の収入も大きく、その大きな収入を見込んで1年間の番組作りをしているためやめるにやめられない状況だから。もう一つは、チャリティで集まった寄付金を、本当に必要としている方々がいるからでした。
24時間テレビのマラソンを続ける理由は、低予算で簡単に感動的シーンを作れるからです。
理由としてはなんとなく納得しづらいものもありますが、今年の24時間テレビのマラソンランナーのやす子さんには頑張りたい理由があるようなので、体に気を付けて頑張ってほしいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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