東京都知事選に立候補した人の中にタレントの清水国明さんがいます。清水国明さんは「噂の東京マガジン」という番組に長いこと出演してましたが、なぜ今になって都知事選に出馬しようと思ったのでしょうか?どんな公約を掲げて都知事選に出馬したのか、気になりますね。
清水国明さんといえば、1970年代に「あのねのね」というコンビで「赤とんぼの唄」でデビューし大ヒットしました。そののち8時間耐久ロードレースにでたり、トライアスロンをしたりとアクティブな印象があります。
そんな清水国明さんがなぜ都知事選に出馬したのか、清水国明さんの公約の内容はどんなものなのかご紹介します。
清水国明が都知事選に出馬したのはなぜ?
清水国明さんが都知事選に出馬したきっかけは、2024年1月1日に起こった能登半島地震です。
周囲の勧めもあったそうですが、悩んではいました。
知事選出馬のため、長年レギュラーとして出演していたTBSの番組「噂の!東京マガジン」を降板。司会の森本毅郎(84)さんに「選挙に出ます」と伝えると、「面白い!やってみろ」と背中を押されたという。「退路を断って出馬している」
東京新聞TOKYOweb:https://www.tokyo-np.co.jp/article/335167
2023年末に清水国明さんが瀬戸内海に持っている「ありが島」という無人島で、どうしようかな?などと考えつつのんびり釣り生活を満喫しているところへ、年明け2024年1月1日に能登半島地震が起こったのです。
速効で釣りを止めすっとんで車に飛び乗り30時間かけて東京へ帰り、その足で自分のアウトドア会社の寝袋やテントなどアウトドアグッズを詰め込めるだけ詰め込んで、能登半島へ向かいました。
清水国明候補、変に応援演説で芸能人呼んだりするより、演説してたほうが通行人の反応いいかもな pic.twitter.com/27D1theAbH
— るかるる🦀 (@rukaruru) June 30, 2024
ご自身も取材の中でこのようにおっしゃっています。
「これはご先祖様がやれと言っているのかなと。災害ボランティアとか支援については、自分の人生の中で一番、時間を使っているんです。だから、自分のキャリア、知見を生かしたいと思いました。それをせずにこのままフェードアウトしてしまうのは“罪”だなと」
gooニュース:https://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-225607.html
清水国明さんが出演している「噂の東京マガジン」という番組は、視聴者の方々から寄せられた情報をもとに、全国各地で問題となっている現場に赴き、取材し話し合うというスタイルがメインです。清水国明さん自身も取材へ行った場所は1700ヵ所以上になるそうです。そこで培ったものを、政治の世界で生かせないかなとは思っていました。
タレントとしての顏が広い清水国明さんですが、災害対策やNPO法人、災害ボランティアやIT関係など幅広く手掛ける実業家です。その中で重きを置いていた災害に対しての意識の強さが今回の都知事選出馬へつながりました。
清水国明の公約の内容を紹介
清水国明さんの公約は、「災害対策」「透明・安全なくらし」「社会的弱者支援」「充実した子育て支援」の4つです。さらに年金をもらっているので、お給料は要らないとも言っています。
災害対策
一番力を入れているのが災害対策です。東京に起こると言われている「直下型地震」に対しての問題意識が高いようで、東京には準備が全く足りてないといいます。
清水国明さんは東京周辺の県にもまたがって、20万戸のトレーラーハウスを作りたいとのことで、これは普段はバーベキュー、川遊びや釣り、山登りなどアウトドアを楽しめる施設として使用し、有事の際にはプライベートが守られる避難所として使用するといってます。
普段は2500円くらいで使用できるようにし、東京周辺の県にもお金が落ちる仕組みにするそうです。
透明・安全な暮らし
現在の行政文書は黒く塗りつぶされた箇所が多く、結局知りたいことを教えてもらえない不透明さがあるので、行政文書はすべて公開します。
#東京都知事選2024#都民の声 #清水国明
— 二宮正幸 (@nino1966masa) June 29, 2024
何と🤝と記念撮影。まさかのあのねのねの清水と記念撮影とは!昔TVて見てた時には考えられなかった。(笑)結構小柄だった。何か嬉しいな。 pic.twitter.com/nwaboBPoJr
社会的弱者支援
重労働であるのに給料が安いと言われる介護職員を支援することです。生きていくのに介護が必要な方がよりよく生きていくには、どうしても介護職員の方の力が必要になります。その大切な職員の方々を支援するのが大切ということです。
充実した子育て支援
病気を持つ子供の保育施設を増やして充実させます。現在の小池知事の政策をよしとしているので、そのまま引き継ぎます。
清水国明さんは8時間耐久ロードレースに挑戦して走り切ったり、トライアスロンをしたり、木を伐り出すところからログハウスを作り上げたりしてきた方です。街頭演説ではこのように言っていました。
「私はやればできる。やったらできたという経験でずっとこの日まで来ております。清水に何ができるんだという声が多い中で、やればできる。都知事も私にやらせてください」
東京新聞TOKYOWeb:https://www.tokyo-np.co.jp/article/335167
まとめ
清水国明さんがなぜ都知事選に出馬のかというと、きっかけは2024年1月1日に起こった能登半島地震です。公約は「災害対策」「透明・安全なくらし」「社会的弱者支援」「充実した子育て支援」の4つでした。
清水国明さんはもともと、災害ボランティアや災害対策に対する意識が強い方です。東京のために尽力していただけるのであれば、応援したいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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